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私について

David G. Lanoue

1954年、ネブラスカ州オマハ生まれました。

一九八〇年代半ばから、私は一茶の俳句を英訳しつづけており、この俳人についての研究書も二冊(『一茶:一杯の茶の詩 Issa: Cup-of-Tea Poems 』 (1991)、『浄土の俳句 :僧侶一茶の芸術 Pure Land Haiku: The Art of Priest Issa』(2004))出版してきました。『ハイク・ガイ』(2000)で私が目指したのは、広い読者層に届くようなものにして、俳句というひと息の芸術と、芭蕉、蕪村、一茶や子規といったその道の名匠たちに対する私の畏敬の念を、英語読者たちと分かち合うことでした。作品のなかでは馬鹿げたこともたくさん起こりますが、すべては俳句とその伝統への深い敬愛をもって書かれたものです。日本語訳を担当し、俳句の生まれた国に暮らす読者たちと作品を共有することを助けてくれた湊圭史氏に感謝します。

デイヴィッド・G・ラヌー

ニューオーリンズ

一茶の俳句